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先ず、店を決めなければ何も始まらない。

その時自分の中に「ホントにやれるの?」とか「失敗したらどうしよう」

「誰かに聞いてみよう」「やめとこう」などといった考えは一切なかった。

あるのは「楽しそう」「やってみなきゃ分からない」「とにかく調べてみよう」

という「わくわく感」のようなものでいっぱいだった。

毎日ネットで、イギリス→ロンドン→ポートベローと不動産関係のサイトを検索しても

全然ヒットしない。やっとそれらしきものに当たっても、ロンドンまでで、ポートベローが出て来ない。

やり方も悪いのかもしれない。。慣れないアルファベットだらけだから見逃していたかもしれない。

そうこうしている内に、

もういい、現地に行こう。自分の目で見て、自分の足で歩いてみれば、

「私に何ができて何ができない」かがはっきり分かるだろう。そうしよう。

ということで、10月の連休を挟んで3泊5日、ひとりロンドンへと飛び立ったのである。

つづく


さて、

到着寸前の機内で頭に叩き込んだ英語が何とか通じ、入国審査をパスした。

キョロキョロしたら不慣れな観光客と思われて、追いはぎに合ってはいけないと、

サッソーとヒースロー空港を歩く私であったが、

頭の中は、これ以上あり得ないほど集中力が充満していた。

地下鉄の駅はこっちで間違いないのか?

いっそパニックになった方が楽なんではないか?。。

しかし、その「何にも分からない自分や状況」を、楽しんでいたのもまた事実だった。




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ポートベローという名の駅はない。

ロンドンでは(イギリス全部かも)、どんな短い道にも「00ロード」と

名前がつけられているそうで、ポートベローロードといえば、その道沿いに連なる

アンティークマーケットのことをさす。

タクシーの運転手に行き先を伝えるときは、この00ロードを言えば良いのだ。


土曜日、いよいよポートベローの下調べが始まった。

午前中の早い時間にも係わらず、既にストール(各フロアの店舗用に区切られているスペースのこと)

はオープンし、買い物客の熱気に溢れていた。

つい魅力的なアンティーク商品に見とれそうになるが、今日の目的は違うため、

ほどほどにしなければならない。

なるべく機械的に、閉まっているストールを探して写真を撮ったり、連絡先が書いてあればメモをした。

何時間そうして歩いただろうか。私の足はブーツの中で棒のようになっていたが、手には10軒ほどの

空き店舗の情報が握られていた。

つづく


さて、

ロンドンのタクシーは全てではないが、ほとんど黒いレトロな車で、

運転手は道の名を全部暗記しているそうだ。資格は国家試験だというから、それだけで安心してしまう。

私が初めて黒いタクシー(車種にはうとくてざっくりとした説明になる)に乗ったのは、

ツアーの最後の夜だった。

「地球の歩き方」で、タクシーの乗り方を事前に読んでいたわたしは、

すっと手を挙げタクシーを止め、直ぐには乗らずに、窓からホテルのキーカード(そこに所在地が

印刷してある)を見せ、運転手の笑顔で頷く様子に安心して、自分でドアを開けて乗り込んだのであった。

何故に初めてのロンドンで、ひとり夜タクシーに乗らなければならなかったか、、

それには訳がある。

少しさかのぼること夜10時半頃に、「レ・ミゼラブル」を満喫したわたしは、

観客全員と出口へ向かってゆっくり進んでいた。途中眠かったけど、観て良かったな…。

もう劇場と地下鉄の駅の位置関係は分かっていたので、焦ることなく

自分の足元だけ注意していれば良かった。

しかし外に出ると…あれっ?景色が違う??。。ナント入口と出口は…別々だったのだ!!

入口のそれなりのたたずまいとは打って変わって、そこは雑然とした新宿歌舞伎町のような、

夜の繁華街だった。

完全に方向感覚を失ったわたしは、目の前にあるたくさんの頭の中から、

さっき隣に座った、やたらと話しかけてきた母娘の頭を見つけた。

この道沿いはディスコ(クラブ?)通りのようだから、あの母娘には無縁だ、、

ということは、もう遅いこの時間、二人は地下鉄の駅に向かうに違いない! 

そう考えたわたしは二人を見逃すまいと集中し、

獲物を狙う鷹のようになった。

すると、いい感じで表通りへと歩んでいた二人は、なんと急にクルっと向きを変え、

こっちに向かって来るではないか。えーっ!?。。

しかし、ここでジタバタしては、そう、一人暮らしの女がすたる。

そのまま前を向いて足を進めるしか選択肢はなかったが、曲がり角で運を天に任せて左に曲がると、

見覚えのある地下鉄の入り口があったのである。

しかし今日はホテルからバスで市内観光して、そのまま自由行動になったため、

ホテルへ行く地下鉄に乗るのは初めてだった。

その電車の本数は思ったより少なく、11時過ぎにやっと一本来るのであった。

乗換の駅に着くと、ここは中心と少ししか離れていないのに、ホームには人がちらほら。

しかも殺風景な地上にホームがあったので、5月のロンドンの夜はただでさえ冷えるのに、

余計に寒く感じた。

次の電車の案内もなく(あったのかも)、いつまでもここでじっと待つ忍耐力はなかった。

ええい、タクシーに乗換えだ。

そして外に出たのであるが、さっきのホームの様子と違って人が多く、賑わっていた。

賑わっているせいか、次々と通り過ぎるタクシーには人が乗っていて、空車が来ない。

(日本と同じで、タクシーの屋根の上の電気が点いていると空車。)

少し歩こうにも、どっちを向いて歩いて良いのか見当もつかない。

もしかしたらずっと空車が来ないんじゃないか…もはや焦る元気もなくなりつつあった。

と、その時(ジャ~ん)屋根のマークがこうこうと輝く空車が一台やって来た。

窓越しの運転手は、ホテルのキーカードを見せると直ぐに場所が分かり、

わたしは喜々として乗りこんだのであった。

泊っていたホテル(あのイングランドのサッカーチーム、チェルシーのクラブの中にある)に

無事着いたのは、既に夜中の12時であった。



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