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のんびりと外国に立ち寄りながら、生涯を大船に乗って暮らす。

事前に不安が無かった訳ではないが、
実際暮らしてみると、これは中々に快適であった。

一旦港に入ると、一週間から二週間は停泊するので、
行きたい所にも充分立ち寄ることができた。

旅行中の面倒な手続きは担当者が手伝ってくれたし、
事前の説明会も事細かに受けることができた。

各自の身体に即した、健康状態を点数で表す一覧表があり、
一定の点数に達しなければ下船できない決まりとなって
いたので、ギリギリの点数と分かると、

皆必死になって健康管理をし、スポーツジムに通ったり、
食事制限をしたりして、医師の合格発表を待った。

但し、日帰りツアーは点数が少し甘く設定されていた。

マイルームにも大型モニターが壁に埋め込まれていて、
24時間いつでも船の現在地を分かり易く示してくれていたし、
各国の情報やニュースも確認できた。

好きなテレビ番組や趣味の講座などは、
録画されている膨大な量の中から自由に選んで楽しんだ。

次の寄港先を下調べしたりしていると、瞬く間に時間は過ぎた。

子供の頃から一度行ってみたかった国に辿り着き、
駐在していた懐かしい国に降り立ち、友に会って来れた。

下船中の事故については、基本的に自己責任であるが、
GPS機能の織り込まれた繊維の下着を着ていれば、
コントロールセンターで現在地を把握してくれていた。

グループでも、一人で観光するも良し、
また同じ船に戻って出港する。

皆それほど長くない、死ぬその日まで一緒の住人となれば、
地上で暮らしていた時よりもずっとお互いを深く思い遣った。



つづく


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