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ゆったりと
埠頭を離れて行く。

見送りの中には感極まって泣いている人も見受けられたが、
それは別れの涙と言うより、晴れの日を迎えられた
その喜びの涙だという方が相応しいのではなかったか。

ここに集った人たちは、自立心旺盛でなければ
来なかっただろうと思われた。

しかし決心は変わるかもしれない。
次の寄港先で契約を解除し、降りてしまっても構わない
のである。高いキャンセル料は必要だったが、そういう
決まりがあるだけで、随分と気が楽になった。

それに、キャンセル待ちが引きも切らないのだから、
誰も損をしない仕組みなのだ。

「春の海ひねもすノタリ乗ったり」だなあ(笑)と、
頭に浮かんだ己の駄洒落に自然と頬が緩む。
そう言えば自分はさっきからずっとこんな調子で、
「何だ、俺は中々の思い切りの良さがあったんじゃないか」と
可笑しかった。

手を広げ、大きく深呼吸して、
正に人生は航海そのものであると感慨深い。

明日からやることが無限にあるように思えて、
自分なりに色々と楽しんで行けば良いと、
はやる気持ちをどうにか抑えている。



つづく


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