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3.11以降
お客様が減って大変なのはどこも同じ。

だからウチも大変だと未だに思い続けるのは
どこか違うと考える。

もう6年が経ち、
その影響なのかどうかは、最早どうでもいい。

時代の変化は早い。
人々の考え方の変化のスピードも早い。

銀座は年齢層が高い。
それは言い換えれば、発展途上でない
既に成功した者が来る所だ(った)。

急な変化を好まない層なのだ。
だから旧態然とした形のままで何とかなった。

彼女に、
私のやり方を変えずにやって来ていたのが、
違和感を感じさせているらしいことに気がついたと話す。

この写真のような私が、
今と同じことを同じ調子で言ったとしたら、

お客様は「良い事言うねえ(笑)」とか、
「面白い子だねえ」などと、
ある種余裕を持って受け答えられるものを、

いつの間にやら
お客様と同じ年齢層になった私が
同じ様にやっていたら・・・これが違うのね。

急に年を取った訳じゃないが、
彼女に分かり易いように写真を見せたのだった。

そこが男と女の違いだと思う。
私は「女を売り物」にした覚えは無かったが、
男は女を人間として見ると同時か、その前に
女として見る。良い悪いじゃなくそういうものだ。

だからこいう場所も商売として成り立つ。
(・・なんて気が付いたのもイイオトナになってから(笑))

歌やピアノやヴァイオリンやフルートが上手くても、
それだけで人は集まらない。

同じ上手な演奏者なら、いやあまり上手くなくても
華のある若い女性にお金を払う・・ということも

分かっちゃいるけど、まとめて話す事になった。

芸能界や音楽界、いや社会全般変わらない。
お金を使うのが男の方が多い所は変わらないと思う。

身も蓋もない話をしているのではない。

昔、原宿に大通りを挟んで
屋台のおでん屋さんが二つあった。
一方はお爺さんが、片方はお婆さんが営んでいた。

私は自分の帰り道にあるお婆さんの方しか
利用した事が無かったが、
愛想の良い人で、流行っていた。

お爺さんの方はお客が少なかった。

ある人が言った言葉が忘れられない。

「やっぱり女の方へ足を運ぶんだよね。」

年を取っても女の方が安心するんだなと
捉えていたが、

商売(あるいは他の分野でも)が成り立つことの
重要な要素じゃないかと

今は納得できる。


つづく


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