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あっという間の一年・・
今年も、中学時代の友よりバラの花が届いた。

年末に忘れずに、彼これ10年以上送ってくれている。
それにはきっと深いワケがあるのじゃないかと・・

去年の同じ日のブログに、少し手を加えました。

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今年も届いた薔薇の花・・つづき


中学三年生、15才。
卒業式が目前のある昼休みのこと。

クラスの違う彼女が、遠くから
息を弾ませ私の所に来た。

彼女とは一度も同じクラスになったことが無い。
小学校の鼓笛隊で、彼女がバトン、
私はベルリラをやっていた。
という接点が一番濃いかも。

彼女は人懐っこくて、よく話をした覚えがあるし、
放課後などに、時々私の近くに居た感じだ。
お互いの家も離れていた。でも仲良しだった。

息を弾ませながら彼女は私にこう言った。
「あのね、Y君が何か言って来ると思う。。」

私は何も分からずポカンとしていた。
続けて、「こっちに来て」と、人目を避けるように廊下に出た。

「・・・・・・・だから、ね、頼むわ。」
「えーっ!?」と言うしかない私に悪びれず、
「じゃね!」と去って行った後ろ姿。。

参ったなと思ったし、困っていた。
が、その時は直ぐにやって来た。

Y君登場。

「あの、、手紙書くから、、読んで。」と、
いつもと違う神妙な顔つきだ。
普段はエラそうな大きな態度(=大人っぽいとも言う)の
Y君は一人っ子で、両親ともその学校の教師だった。

私も多分神妙にしていたのだと思うが、
誤解を招く様な態度は絶対イカンと思って
愛想笑いも浮かべられずにいた。何も語れなかった。

彼女はY君の事が大好きだったんだなと初めて知った。
別々の高校に進学が決まっていて、
もう会えなくなるという刹那に彼女の取った大胆な決断は、

「〇〇さん(私のこと)、Y君が好きなんだって。」

と言って、自分に彼を振り向かせることだった。

子供っぽいと言ってしまえばそうなんだが、
私もそういう気持ちは分かる。
自分に自信がない、、ないどころか、、全く自分を見ない相手に対し、
きっとあの人の名前を出せば、一瞬でも振り向いてくれるハズ。。と
思ったのだろう。。

そして、その通りになった。

彼は今までになく彼女の瞳の奥を見つめて、
一言何かを言ったことだろう。

その様子は思い掛けなく、いやきっと思った通りだったのだが、
その正直な反応に彼女は初めて我に返り、
なんてことをしてしまったんだろうと、おののいた。

その気持ちのまま、私の所まで急いだのだ。辻褄合わせを頼みに。

私はと言えば、一度もY君を意識した事がなかった。
しかし、彼はもう、私の気持ちに真面目に応えようとしていて、
真っすぐ私の所にやって来た。残り時間はもう無いのだった。

違う、違う、彼女の冗談だと、どの口が言えようか。
今は黙っていよう。手紙を書くと言うのだから、
先の事はそれから考えるしかなかった。

とんでもないことをしてくれたのに違いなかったが、
彼女に同情も覚え、どうしたら彼女が悪く思われないで、
Y君のプライドも傷つかずに丸く収まるか、
それだけを考えていた。

数日後、ちゃんとしたラブレターが郵便で届いた。
すっかり緊張も解けていたせいか、ひと事のように冷静だった。
内容はほとんど覚えていないが、私は返事を出さなかった、、
ように記憶している。

あなたを好きなのは私じゃなく彼女の方なのだという真実を、
この私から知らせる事が最善だとは思えなかった。
彼女が恥をかくことになると思った。

その同じ年の暮れ、
慌ただしいスーパーの中で両親と一緒のY君と、
母親と一緒だった私との、短い気まずい挨拶を交わしたのが
お互いの最後となった。

しかーし!、今改めて思う。
Y君は・・私にひどく冷たくあしらわれたと思った事だろうな。。

やっぱり、お花は遠慮なくもらって置こう。

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今年のバラ
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皆さま良いお年を(^-^)/


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