ようこそ!


検索フォーム


FC2ブログランキング


最新コメント


最新記事


カレンダー

10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

近所のスーパーからの帰り道、
自宅近くの古いマンションの入口で、

腰の曲がった小柄な女性が
たった数段の階段の途中で休んでいる後ろ姿が
目に入った。

辺りには誰もいない。

荷物が重いのと、
膝が悪そうなのは直ぐに分かった。

「こんにちは、上りますか?」と言いながら
荷物を先にそっと持つと、思いのほか軽かった。

こういう時に、いかにも助けてあげるという態度は
失礼かもしれないと思ってしまう。

街の中で、見て分かる身障者の場合は、
すれ違う多くの人が助けようとするために
本人が辟易している場合もあるだろうと思う。

「何か必要な事がありますか」「手を添えましょうか」と
聞かないで、いきなり手を携えると嫌がられてしまう。
言葉を掛けても「結構です」と手で払いながら言われたこともあった。

…微妙なのだ。

だから、ついでだという風を装ったり
世間話を盛り込むこともある。

持った傘がなかなか開けないで濡れているのを見れば、
「どうぞ」と言って差しかけながら「意外と濡れる雨ですね」と。

だからこの時も
「ここに置けば良いですか?」などと言ったと思う。
「ここから先は大丈夫ですか?」と、
相手の「ありがとう」と言う言葉に続けていると、

「ちょっと待って、、これをあげる、、」と
そのショッピングカートの中から毛糸で編んだ一つの物を
差し出された。

「これ、使ってみて」と言われて手にしたものは
見たことのある台所で使う物だった。

彼女は、「こういう時」のためだろうか、
いつも持ち歩いているようだった。そう思えるほど手早く出した。

気持ち良くもらって来た。

早速使ってみることにしよう。




文庫本との比較です


にほんブログ村 その他日記ブログ 身の回りのできごとへ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト

コメント

こんばんは。

三年ぐらい前にブログに載せたことがあるのですが
銀行からの帰りに白い杖をついた50代の方が交差点にいました。

僕の行く道は青だったのですが、その方は左側へ渡ろうとしました。
慌てて肩に手を置いて「赤ですよ!」と止めました。

青になってから肩に手を置いてもらって渡ったのですが
「目的地まで一緒に行きましょうか?」と尋ねると
「大丈夫、わかるから!」と言って白い杖をカチカチ言わせながら
まるで目が見えるように歩いて行きました。

この人もあちこちで手助けを受けてきたのでしょうが
自分の身体的障害を受け止めたくなかったのかな~?

この時は車の音がしっかり聞けなかったみたいなんですが
やはり手助けするには気配りが必要なんでしょうね。
いま理解しました。

Re: 孝ちゃんのパパさんへ

こんにちは

気配り、気遣い必要ですね。お互いの為にもと思います。

気遣ってくれた人全てに、例え体調が悪い時でも、
いつでも何処でも感謝の気持ちを表しながら助けてもらう人に
自分がなれるかどうかと考えてみれば、そう簡単ではなさそうです。

助ける方も、助けてもらう方もあっさりと捉えることができるのが
良いと思いますが、言うは易く…です。

被災者を助けたつもりなのに感謝が足りないと思ったり、
普通の態度なのに、被災者にしてはどうなの…と見える場合もある。

助けて嫌な思いを経験したから二度と手を出さないと決めた人もいるかもしれない。

だから「お涙頂戴」の映像を皆欲しがるのかもしれません。

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

 | BLOG TOP |