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いくらなんでも
50代後半で応募して来る強者には、
きっとそれなりのワケがあるに違いなく、

1番 店を畳んだ元ママか・・
2番 すんごく若く見える人なのか・・
3番 とんだ勘違いお嬢なのか・・

などと、
楽しみに待っていた。

やって来たのは1番でも2番でも3番でもなく、

4番だった。


両手に抱え切れないほどの荷物と、背中にヴァイオリンのケースを背負い、
胸元が何ともだらしなく開いた薄手のワンピースに、白いのか生成りなのか
汚れているのか分からないボレロ(洋裁が得意で自分で作ったと説明)をまとい、

見たことのない不思議なネックレスを二連に重ね、
頭にはピンクとお花のカチューシャ・・・

質問には正直に答えようとしてなのか、長々と話す癖があり、
途中で遮りたいのを何回か我慢した。

4番 音大ピアノ科を卒業後ヨーロッパに渡り10年以上の留学生活。
   英語とフランス語が話せる。
   ピアノほどではないがヴァイオリンとフルートも演奏できる。
   親の遺産で食っている。 

取り敢えず、
演奏してもらおう。(天才にありがちな風貌なのかも・・ね)

が、意外にも
フツーの演奏だった。

だが、実年齢より10~15才は下に見えなくもなく、
袖から糸くずを垂らしながら弾くリストやドビッシーも味わい深く無くは無く、

試しに弾いてもらったヴァイオリンの音色も
ギーコキーコキ~としか聞こえなかったものの、
素直な面もある突っ込みどころ満載の彼女には、
どうにもこうにも人手が足りない時のために、

一応保留にさせてもらう・・ことにした。

今日ポストに「履歴書在中」との大きな封筒があり、
メールじゃないのは珍しいなと思って開けると、
中にはプロフィール用の美しい容姿の写真と共に、

5番 付属高校でピアノ科を、音大で声楽科を卒業後ニューヨークの
    カレッジで声楽科卒業。カーネギーホールにてオペラに出演
    ・・・(略)・・・
   
年令以外は非常に詳しい履歴書が入っていた。

さて・・


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その、
スペシャルナンバー5番は、
未だに会う事が叶わない。

きっとオファーが多くて、ウチに辿り付くのが遅れているんだろう。

なんてね・・

とその間に
「普通の女性」が入店した。

こちらの面接日時の連絡に普通に返信があり、
時間通りに面接を行い、
「明日からでも働きたい」「5年の経験がある」「なるべく多く出勤したい」
「連絡できるお客様が数人いる」・・

夜働く事にご両親の反対は無いかとの質問には、
問題ない。母子家庭で、母は働いている。
大学の学費は銀座で18才から今まで働いて稼いだ。

考えてみれば
昭和の時代なら、家庭の事情で夜働くのは珍しくもない事だったのが、

今の22才の身の上にしたら
特別な事のように聞こえて来る。

苦労人の働き者と見た。

・・化ける予感。


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