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東京湾が近いここら辺は、
除夜の鐘は何処からも聞こえて来ないが
代わりに汽笛が鳴るのである。

0時きっかりに、
あちらこちらから一斉に聞こえて来る。

周りのビルで遮られて船は見えないが、
複数の船のそれぞれの異なる音が、それぞれの長さで何回も鳴らす。

ボォーーボォーーと約一分間位続くのだ。

普段はこのように鳴らすことはないので
年一回、除夜だけに聞く事が出来る。

海の上ではどこでも新年0時に汽笛を鳴らすのだろうか。

風情があって胸に響く。


今年もよろしく!
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ステンドグラス(メトロポリタン美術館)

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ある所で、二人だけで暮らしている壮年夫婦が、

晩御飯に牛肉のステーキを食べていた時、
その災難は急に降り掛かった。

肉のご馳走は二人にとって久しぶりだったと言う。

いつもの様に食事時に会話はほとんどなく、
二人は黙々と食べていた。
が、
その日は日常の風景で終わらなかった。

「ウゥッ・・」
旦那のほうがうめき声をあげる。

妻は驚き、直ぐ様近寄り声を掛けた。

「あなた! 大丈夫!?」…なワケはない。

どうやら肉を喉に詰まらせたらしかった。
妻は、
背中をバンバン叩く。「あなた!しっかり!!」…

見る見る内に、旦那の顔が赤くなって行く。

喉に両手を当てて苦しむ旦那の尋常ではない姿に、
妻はハッと我に返り電話口に駈け寄る。

119番に電話し、救急車を呼んだのだ。

救急車が到着するまでも、
妻は必死で(旦那も死にそうで)あらゆる方法で
叩いたりこすったりして、頑張った。

すると、
「ハーッ」と大きく息をする旦那…助かった。

旦那は「ハアハア、、苦しかったー。」と水を飲む。

妻も安堵の笑みをたたえる。良かった良かった。。

そこに、
ピーポーピーポーピーポーと、だんだん大きくなって来る
救急車のサイレンの音が響く。


二人とも低姿勢で対応する。
「どうもすみません。これこれこういうワケで、もう大丈夫ですから。」

お引き取り願おうとすると、
救急隊員は言った。

規則で、そのような場合でも一旦は病院に搬送する事になっています、と。

規則ならば仕方がないので、
二人で救急車に乗る事になった。

どこも悪くない健康そのものの状態で乗り込む二人。

ピーポーピーポーと無事、病院に搬送された。

念の為医師に診てもらったものの、勿論どこにも異常はなかった。



「良かったですねー。苦しかったでしょう?」と私。
続けて、
「そんな思いをしたら、二度と肉は口にできなくなりますよね。」

と言うと、

「いやあ帰宅して残りを食べ直しました。」と笑うのだった。



喉元過ぎれば熱さを忘れる。

てか?


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