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数年前、ロンドンのポートベローロードに、ストールと呼ばれる小さな売店を持ったことがある。

あの「ノッティングヒルの恋人」の撮影舞台となった所で、西洋アンティークの集まる

ヨーロッパでも有名な場所である。

今となっては懐かしい、失敗や泣き笑いを思い出しながら

何回かに分けて記しておこうと思う。


それは2007年の夏の終わりのことだった。

急に思い立ったのである。「ポートベローに行こう。店をやろう。」と…ナゼニ?


その年の5月の連休に初めてイギリスに旅行した。

何の目的もなく、楽しんで行ってきまーすというもの。

HISのツアーで、添乗員が付き添ってくれるやつね。それに私は一人で参加した。

4泊6日の、ロンドン市内やオックスフォード、コッツウォルズ、ストーンヘンジ

などを回る楽しいものだった。

最終日に自由行動があって、事前に計画していたポートベローに行ったのである。

「地球の歩き方」によると、そこは西洋アンティークの大マーケット市場で、

土曜日がお薦めとあったが、その日は運よく土曜日だった。

地図を片手に、ノッティングヒルゲート駅から人の波に従って行くと、

そこからは思ったより簡単にマーケットに辿り着いた。(その駅までは…以下文へ)

ゆっくり見物し、お土産を買い、その空気感にも満足して帰途についた。

まさかここに、自分がお店を開くなどと、その時は全く頭になかったが…。

つづく


さて、旅の途中のできごとを参考までに。

その日、午後からの自由行動だったのだが、ポートベローに行くために、

初めてロンドンの地下鉄に乗った。

添乗員さんから、ロンドンの地下鉄は時々停電すると、驚きの事実を聞いていたのだが、

…停電したのである。

初めての地下鉄で、初めての暗闇。。しかし、日本人の私はあわてない。

そのうち電気がつくだろうから、と思っていたら…乗客たちはぞろぞろと出口へ向かって

歩いて行くではないか。

えーっ?電気つかへんの! それでまさかの降りるんかーい!

停電しても直ぐに回復すると思い込んでいた冷静な日本人のわたしは、そこで慌てふためいた。

いや、しかし冷静を装いながら考えていた。

「ここは何処の駅なんだろう?、地上に向かってみんな歩いているけど、

異様な緊急事態に遭遇してしまった、、どうしよう。」


後にくっ付いて地上に出ると、人混みの中、頭一つ出た背の高い制服の男がいた。

みんなそれぞれ道を尋ねたりしているようだ。

(わたしの英語力は、ハロー、サンキュウ、バーイ…)

意を決して口から英語を出した。

[I want to go to Notting Hill.]*ノッティングヒルに行きたいんだが。

追いつめられると人間は力が出るんだ。

案内係は親切に、「向こう側に渡った所にバス停があるから、そこの00番に乗れば行けるよ。」

と言った。。ように聞こえた。

そちらに目をやると、前面にその番号をつけた、あの赤い二階建てのバスが

今まさにそこにやって来たところだった。

その時私は、一日乗車券(電車、バス)を購入していたので、チケットの買い方も知らない

そのバスに飛び乗ることができたのだった。

どうせ乗るなら二階だと思って、初めての二階へと向かった。

今度は降りるバス停の名前が分からない。。地下鉄路線図は左に(西に)真っすぐに

書いてあったのだから、この道真っすぐのどこかには違いないと考えられた。

外は美しい街並みや、街路樹、石でできた建物が、、と満喫している場合ではなかった。

何だか賑やかな場所に来たけど、ここかな?と思っていると住宅街になってしまった。

後ろの席の婦人に、路線図を見せながら

[I'm going to Notting Hill gate.]*ノッティングヒルに行くところなのね。もしかしたら

さっきのところかしら?(ウソ、意訳)

と聞くと、

「オーー!」と言いながら、残念そうに親指で後ろの方向を指さすではないか。

私もつられて「おー!お、おりなきゃ」とか言ってボタンを押した。

さっき誰かがボタンを押すのを見ていなかったら、どこにボタンがあるかも分からなかった。。

因みに行き先の電光掲示板には、[STOPPING]*止まっています。しか出ていない。

それも信号で[STOPPING]しているのか、バス停で[STOPPING]しているのかさっぱりだ。

これは「各駅停車」の意味らしい。ずっと後になって判明。


とにかく、通り過ぎはしたが近くで降りられたので、その住宅街を、

(実際は超高級住宅街だとも知らずに)ここなら住んでもいいかなーと思いながら

歩いて行き着いたのであった。




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帰国後、イギリスの事は既に過去の思い出となっていた。

その夏にはスペイン旅行に出掛けたが、それが済むと、私にはもう行きたい国がないことに気がついた。

スペインも、行く前まではそんなに興味も関心もなかったと言っていい。実際は行って本当に良かったが。


私はその二年前に、子供代わりの犬(ポメ・オス17才)を亡くしていた。

ペットロスになりそうに感じたので、休みの度に海外へ出かけることで

その支度や準備などで気を紛らわし、日常から逃げることにしていたのだった。

しかし、出掛けた韓国、エジプト、ギリシャ、イタリア、イギリス、スペインの他には

もう全く興味が湧かないのである。


考え方を変えてみた。

唐突にも、イギリスなら英語が何とかなるだろうから(ならないけど、イタリア語やギリシャ語よりは)

そこで暮らしたらヨーロッパが近い…?と、じゃあどこで何をして働こうか…

そうだ! ポートベローがあった! 

そこで、日本のアンティークの着物や小物を売るというのはどうだろうか。。

ぐずぐずと考えているのが嫌な私は、すぐに行動に移し始めていた。

とにかく体を動かさないことには、ペットロスになりそうだったし。

それから、下調べや現地に行くことやらと忙しい日々が始まるのであった。

つづく


さて、参考までに旅の途中の出来事をひとつ。

その後ポートベローから帰途についたわけだが、地下鉄の駅は直ぐに見つかり、

今度は停電もなく、ロンドンの街の中心地ピカデリーサーカスへと辿り着いた。

ここへは旅行の第一日目の夕方、ホテルから一人でタクシーで来ていたので余裕で歩けた(笑)。 


ここら辺は、中心ということもあって観光客やら、週末の買い物や待ち合わせなどでごった返している。

ふとプラカードを持ったおっさんに目が行く。いやおっさんの持ったプラカードに目が行く。

「ミュージカルチケットのディスカウントはあちら→」と書いてあるようだ。

矢印の方向へ行くと、ビルの中に小さなチケット専門店があり、数人のお客がいる。

そこで今夜の「レ・ミゼラブル」のチケットを数千円で手に入れた私は、

「クィーンズシアター」の場所を売り場の若い女性に、親切にも外に出て来て教えてもらえた。

場所を確かめに行き、開場まであと一時間あるなと思って後ろを見ると、中華街があった。

外からガラス越しに見えた小さなテーブル席が空いているのを確かめて入ると、

店員は私を大きなテーブルの相席に案内しようとする。

「あそこが空いてるんじゃないの?」と二人用のテーブルを指さしたら、「ノー」と

首を振られたので、「あっそう。ならいいわ。」と帰ろうとしたら「いやいや、そんな、どうぞ

そこにお座り下さい。」と言われたので、ゴホン、仕方がないナとお客になったのであった。

しかし「誰か来たら相席になるけどね。」と念を押された。

私はほとんど日本語、相手は英語だったが、だいたい通じるのであった。




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