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過去、
私の周りにいた人で、

成功し、名を成した人たちが何人かいる。

もしかしたらまだ知らないままで、「えっ?まさかあの人が…かの人?」
という例が他にもあるかもしれない。

そう…
最初に登場する彼は正にそれだった。よく聞く名前なのに、
それと知り合い(たまたま知っている意を含む)が同一人物だったとは、
長い間気が付かなかった例である。

しかし書くにあたって、
実在する著名人をどのように表わすかが問題となってくる。

中には、私といつどこで遭遇したかを知られたくない人もいるかと思う。
内緒にしなければならない場所にいたのかというと、そうではないが、

なにしろ有名人であるからして、
こんな末端ブログで過去を知らされたくもないだろうと思う。

したがって、ある程度のフィクションを混ぜ(=ある程度のノンフィクションを混ぜ)、
主題は私の”びっくり仰天”ということに絞る。実名は出せない。

ブログに文章を書くようになって、
色んな挑戦をしたくなったのであるが、

いつも同じような主題、変わらぬ視点、書き方だと物足りなく感じ、
読み手が云々より自分の方が飽きてしまうのである。
もっと別の方法がないものか、などと知らず知らずの内に思っていた。

頭の中では目まぐるしいほどに変化しているのに、文章に表わすと至極単調に
なってしまうのはおかしいんじゃないか。
黒じゃない?いや白かも。どっちでも構わん、でも今はこう思う。
待てよ、そういう意見もあるのか。どうなんだ、一体何が間違っているのかいないのか!
なんて日常茶飯事なんだから。

今回は肝心の名前を出さないで話を展開するという事に挑戦してみよう。

とは言っても、素人のレベルで出来ることは限られている。
出来上がりに大した差がないように見えても、
そこに何か違った部分が垣間見えたとしたらそれで良しとしようかと。。




彼は高校生だった。
私はそこに非常勤講師の肩書きで週に三回通っていた。
東京近郊の地方都市だ。

そこは荒れた学校と言ってよかった。
通学下校時の生徒を見れば、何となく校風や生徒たちの置かれている環境が忍ばれる。

私が面接に向かう際、下校途中の彼らを初めて目にしたとき、
何故か、ここには私のような者が必要だ、と思ったのである。

非常勤という、責任の薄い立場だからそう思えたのかもしれない。
言い方を換えると、私は彼らの理解者になりたい、という事になる。

大人から理解されない、一人前に見てもらえない。彼らはそんな風に見え、
私なら、理解しようとすることができ、一人前扱いをしてやれると心の中で思っていた。

教室に入った一日目から、
覚悟はしていたものの、一筋縄では行かない彼らの行動が始まった。


つづく



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商業関連の授業を受け持つことになった私は、

期待に胸を膨らませて待っている二年生の教室へと向かった。

…というのはウソ。

本当は、そんな筈はなかろうと覚悟して向かっていた。

ガラッと戸を開けて入る。案の定ざわついている。

ん?だが思ったより静かではないか?

大体の生徒が着席しており、5~6人でたむろしているグループが二つほど。
思い思いに机に腰掛けて、背を向け談笑中だ。

四十人強のクラスの挨拶、「起りーつ、れー」「おはようございまーす」、、
十人位が元気そうだ。

物事は最初が肝心である。

着席しない生徒をそのままにしておいたら、彼らの思うツボである。
今後一切私の言う事など聞かず、自分勝手に振る舞うだろう。
そもそも学校に来たくない連中なのだ。

私は黙って彼らの所に歩み寄る。急ぎもせずに。
何が起こるのかと他の生徒たちが緊張して見守り、一瞬静かになる。

その雰囲気に負けて彼らは一応席に着いたのである。が、その動作は
わざとゆっくりだったり、チッと言ってみたり、椅子をガタンと言わせたりするのである。
こちらはそんな事にいちいち反応しない。

その一人一人と目を合わす。最後まで私を見ない者もいる。
そんな時は、教壇に戻って行きつつ不意に振り返れば良い。
慌てて目をそらす。ん、見てたな(笑)

それから
簡単に自己紹介をし、出欠を取る。

そして、私の授業に於いてはポイント制だと説明する。

出席、遅刻、早退、教科書、必要な物の用意、質問の正解数、
その他(感情を抜きにした言ってみれば授業中の当たり前な)姿勢を
全てポイントに換算して行くと伝える。

悪い事の目立つ生徒、良い事の目立たない生徒への先入観を無くし、
公平に扱おうと思っていると説明した。

(1ポイント2ポイント、それから時々サービスポイントなどと称して加え、
途中経過も発表した。
その作業は大変だったが、手を抜かず行うことで信頼関係も築きたかった。)

そうして成績は
学期末テストの点数にポイント合計数を加味してつけるということになる。

「自分の成績は自分で決めることになりますね。」と言った時には
既に教室はし~んとして、神妙に私の話に耳を傾けているのだった。

次のクラス、、

前の席の男子生徒が、座ってはいるものの大きな声で茶々を入れ、じゃまをして来る。
だが、どこか愛嬌のある顔つきをしており、
この子のハート(?)をがっちり掴めば、このクラスは大丈夫だなと思わせてくれた。

曰く、
「世の中の事はみんな金が解決するんだって父さんが言ってた。」

「ぼくは働いて金を稼いで〇〇のクラブへ飲みに行くんだ。先生知ってる?」などと、
ませた事を言い、とても通常の授業が出来ない。

いい加減うんざりした私は、

それまで笑って適当に答えたり、無視したりしていたのに、
「あなたのお父さんはヤク〇なの?(笑)」と
自分でもびっくりするようなセリフが口から出てしまった。

透かさず「うん、よく言われる!」と屈託のない笑顔で答えられる始末だ。

やれやれ、私よりウワテじゃないか…


つづく



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