FC2ブログ

ようこそ!


検索フォーム


FC2ブログランキング


最新コメント


最新記事


カレンダー

10 | 2018/11 | 12
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
色白の桜子29才。

周りをホンワカとさせる女である。

「うれしいですぅ~。」と言う時も、

「いやですぅ~。」と言う時も、

まったくトーンが変わらない。

彼女から断られたり否定されたとしても、波風の立ちようもないだろう。

いわゆる敵を作らないタイプであった。


桜子はゆっくりと話す。

「短大を卒業してからずっと、彼氏が居なかったことはないんですぅ。」と。

直ぐには意味が分からなかった。

「いつもいたってこと?途切れずに?」「つまり一日も?」


笑みをたたえながら頷く彼女。「そうですぅ~。」


モテてるというのを自慢している様ではなさそうである。


「誰もいないと寂しいからぁ。」

(ちょっとマッテヤ。。)

「その、、ややこしい別れ話とかないの?」

首を傾げ考えている様子…

「ないですぅ~。」

どうやら、いつも平和裏に解決している様である。こりゃ凄い手腕じゃなかろうか?


「結婚はいつもしたいと思っている。18の時から。」

「子供も欲しい。」

「皆良い人達だった。」

しかし、一度もプロポーズされた事はないと言う。

どうして、そんな上手く行っている相手と一度も結婚話が出ないんだろうか。


これは何か事情があるに違いない。

すると、

桜子の方から「聞いてもらいたい話があるんですぅ。」と来た。





つづく

にほんブログ村 その他日記ブログ 身の回りのできごとへ
にほんブログ村
スポンサーサイト
その男のアパートは、駅から桜子の家までの途中にあった。

鍵を預かっている桜子は、会社の帰りにスーパーで買い物をし、

アパートのキッチンで晩御飯を作って、テーブルに並べて家に帰る。

待っていて一緒に食事をすることはないのだと言う。(彼女の住まいは実家)

こんな生活が半年も続いていた。


「私が作ってやらなければ食事ができなかったんですぅ。」(あほな。)

「彼は給料が少なくて、生活が大変だったんですぅ。」(ほんまかいな。)

桜子は彼に一途に尽くしているのであった。


ある休みの日のデートの時、町のショーウィンドウのマネキンを眺めながら

男は言った。

「今度の誕生日にはあれが着たいな。。」(つぶやきかい!)

次の週には彼女はその上下のスーツを買い求め、彼にプレゼントしたのである。

「疑うってことを知らないのね。」と言う私に、

「なにをですか~。」と聞く。

言われてみればそうだが。

「まぁ、貴女が幸せなら他人がとやかく言う事もないわね。」と言うしかない。


しかし、よく聞けば

彼女は、甲斐甲斐しく料理を作るためにだけに、彼の部屋に出入りしていたのではなさそうだった。

つづく

にほんブログ村 その他日記ブログ 身の回りのできごとへ
にほんブログ村

 | BLOG TOP |  NEXT»»


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。