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九州出身の樹里、30才。

二年前、両親に「東京でバーテンダーの資格を取る。」

と偽り、上京した。


本当は一人の男を追い掛けて来たのであった。


彼女が飲みに行ったスナックに、たまたま客として

東京から来ていたその男に、一目惚れしてしまったのである。


「とにかくカッコ良かったんですぅ。」

言葉少なで貫録があり、頼り甲斐がありそうに見えた。

チャラチャラしてなくて、こういう男は樹里の周りにはいなかったと、

照れくさそうに嬉しそうに話すのだった。


一途に追い掛けて来た若い彼女を、40代の男は受け止めた。

その男が何者なのか、私はその時知る由もなかった。


どこか抜けた感じの話し方と、見かけはおっとりした姉御肌といった

アンバランスな所が魅力的な樹里であった。


ある時、

樹里は泣きながら私に電話して来た。

実はある人にお金を借りているのだが、期限がまだ先なのに

直ぐ返せと言って来た。だけど私はお金がない。

などと言い、電話の向こうでむせび泣いている。


一体何があったというのか。

つづく

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とにかく、

泣いていては分からない。

何のために借金したのか?いくらなのか?どんな相手なのか?

と、順に聞き出した。


実は、

樹里には彼に内緒の趣味があったのだった。


パチンコである。


それも多い時には、一度に10万円位使ってしまうのだそうだ。

夢中になると一途なのは、相手がパチンコ台でも同じだった。


以前それを知った時、男は一言、「止めろ。」と告げた。

「女がみっともない。」と言うのだ。(まぁね…)

それでどうしたの?と聞くと、

そんなに直ぐには止められず、(って今もやってるし)


「えへへ、またやっちゃった。」

と、その時は当然許してもらえると思って男に言うと、

彼は、「止めなければ別れる。」と言い切った。


こんな時の彼の言葉は絶対であった。


「だったら、止めなければね。」とわたし。

しかし、分かっていても止められなかったのである。


彼に内緒で隠れてパチンコを続けていたので、

生活費が足りなくなっても、彼にお金の無心は出来ないのであった。


それで、

アルバイト先の、樹里に優しくしてくれる60代の男に

金を借りたと言うのだ。

まだ期限が来ていないのに、男は直ぐ返さなければ

九州の両親に連絡すると脅すのだ。

そんな電話をされれば、両親は心配し、連れ戻されてしまう。

バーテンダーの学校へ行ってないのもバレて、二度と家を

出れなくなってしまう。当然彼とも終わりだ。


それはいくらなんでもヒドイのではないか、と私も思った。


一体どうしてそんな事を言われなければならないのだろうか…。



つづく

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